NanoSuit 技術を用いた観察結果の一部をご紹介致します。

ギャラリー II(Type IIを使用した観察事例ー病理標本)

●NanoSuit Type IIを用いたCLEM

NanoSuit Type IIをもちいてのCLEMの手順です。

(NanoSuit TypeIIの添加量・スピンコート後の状態)

時折質問をいただきます。以下を参考にしてください。 TypeII添加後の状態事例

●NanoSuit Type II使用効果

パラフィン切片観察画像

左の溶液なしの像では、帯電現象(チャージアップ)が発生し、異常なコントラストによる像のギラつきや像の歪みが観察されます。また、この現象は観察倍率を上げると、より顕著に現れます。

 右のNanoSuit®溶液typeⅡコートをした像では、チャージアップは軽減され、微細な構造の観察ができます。

●CLEM事例ー細菌感染

光学顕微鏡で染色像を得た箇所をNanoSuit TypeIIコートしてから電子顕微鏡(SEM)観察すると、拡大して3次元的なイメージを得ることができます。この事例では細菌の存在が実際に確認できます。

●CLEM事例ーサイトメガロウイルス感染

サイトメガロウイルスの観察像です

●CLEM事例ー皮膚樹状細胞

皮膚樹状細胞の観察像

●CLEM事例ーマウス肺細気管支

マウス肺気管支の画像 HE染色像で全体を観察したのちNanoSuit液 Type IIを用いて走査型電子顕微鏡で観察しました。電子顕微鏡で拡大してゆくと線毛を確認することができました。

●CLEM事例-マウス腎臓

マウス腎臓の画像

●CLEM事例-マウス小腸 絨毛

マウス小腸の観察画像

●CLEM事例-マウス小脳

マウス小脳の画像

HE染色像で全体を観察したのちNanoSuit液 Type IIを用いて走査型電子顕微鏡で観察しました。 電子顕微鏡で拡大してゆくと、顆粒層へ伸びるプルキンエ細胞の神経突起が観察されました。

●ヒト 胃粘膜のピロリ菌

ピロリ菌画像

●腎糸球体上皮細胞(タコ足細胞)

腎糸球体上皮細胞